この度、整骨院としては今までにない、病院リハビリ医療から生まれた
新しい治療院を開院することになりました。
開院するに至ったのは、現代の病院医療システムでは痛みの本当の原因に結びつかな
いことがわかり、これを解決すべく新しいシステムでの手法が必要と考えたからです。多く
の疾患を診ていくうちに、治りにくい痛みなどは、今までの診断や治療のあり方に限界が
あり、治り難い症状があるのは無理もないことがわかりました(理由は以下の通り)。
これを解決する方法は、たとえ一部しかない症状であっても骨・関節・筋・呼吸器・循環器・
消化器・神経系などを含めた全身を診て診断することが重要です。
<治りにくい理由>
(1) 痛みがある場所と原因部位はそもそも異なっている!
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病院は診療科ごとに診る身体器官分野が分かれているため、皆さんが訴える症状部位と異なる器官に原因があると問題の原因に行き着かなくなります。(例えば、肩部痛の症状とその原因が縦隔や心膜にあるなど。)
(2) そもそも対処療法(シップ、痛み止め注射、マッサージなど)は
治す治療ではない!
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医学で教えている内容以外の要因が原因となると原因不明と判断せざるおえなくて対
処療法しか方法がなくなってしまいます。(例えば骨端の骨化不全による症状や骨折後の骨膜の捻れによる症状など)
(3) 手術による方法は体にメスを入れること自体が問題を作っている!
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病院の治療方法で、過度な医療(例えば人工関節)、無意味な医療(椎間板ヘルニア手術しても変わらない症状)や疑問を感じる医療(長年続ける痛み止め注射)を受けた結果は、後悔や苦しみつづけられている方が実は多くおられます。
⇒安易に不可逆的な治療法を初めから選択せず、保存的(手術でなく)な方法から手術による方法も含めて広い視点で最良な方法を紹介し、問題を解決していく道筋を提案すべきです。
(4) 身体の異変、気づく頃には治療を長引かせる状態に!
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身体に異変が生じても初期は症状として現われず、自覚したころは治療を長引かせる状態になっていることがほとんどです。
⇒症状はあるが病院へ行く程のものではないと躊躇されている方々に対して早期治療の必要性のため啓発と、対処療法ではなく原因そのものを治療する根治療法が大事であることの啓発を行い、そうした方々への受け皿となるべきです。
(5) 健康体操は皆な同じ動き、でも一人一人ちがう!
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テレビや健康体操教室の一律な方法では問題可決に至りません。
⇒一人一人に合った治療や予防手段の提案をすべきです。